プチ同窓会にて
- 先日、ふとしたことで元いた会社の人のことが頭に浮かび、思い切って電話してみたら、「ぜひ会おう!」ということになった。元同僚も加えて、3人でランチ&コーヒータイム。
- 「元気な顔見れて、うれしいよ」と、連絡をとったこと、とても喜んでくださった。
- その方、以前はずーっと仕事人間だったのが、奥さんの病気をきっかけに家庭中心の生活を送るべくライフスタイルを180度変え、今日も中一の娘さんのための晩ご飯を朝のうちに準備してから出かけてきたのだとか。今はそうした生活を楽しんでいるけれど、価値観を切り替えるまで3年くらいはいろいろな葛藤に苦しんだと打ち明けられた。
- 私自身もなりたかった自分と今の自分のギャップにかなり苦しんできてるから、その気持ちは十分理解できる。
- 「なんで自分がこんなめに!?」と思ったけど、今になって言えるのは、自分の身に降りかかることには必ず『こういうことを学びなさい』というメッセージがあるんだよ。俺の場合はそれが『人とのつながりを大事にしなさい』ってことだったのかな。」と。
- その人から見た、私が受け止めるべきメッセージは、「自分も他人も含めて『許す』ということ」ではないかと。その人が何を言わんとしてるのか、自分なりに受け止められた気がする。
- 年齢は2−3歳しか違わないはずなのに「なんて物知りでなんて懐の深いひとなのだろう」と以前から感じていたけれど、じっくり話してみて、尊敬の念がますます強くなった。こういう人からの励ましは、本当に心強い。
- 事情があって1年半くらいしか在籍できなかった会社で、転職コンサルタントの目にはマイナス要因ととらえられがちだけど、意義のある経験だったのだと改めて思った。