大地震

  • 東京は震度5強。今までに経験のない揺れだった。横揺れの大きさもさながら、いつになく長いのが怖かった。余震も大きく長かった。
  • 会社からは早々に帰宅許可が下りたけど、1人になるのが怖くてしばらくは会社にいた。電車は止まってて復旧のメドがたたないし、神谷町を5時ごろに出て、帰りが同じ方面の同僚の女性4人で歩き始めた。1時間半ほどで秋葉原に着いて、開いていたお店で食事して身体を温めて休憩。
  • そこでみんなと別れて、家を目指して京葉道路を千葉方面に向かって1人で歩いた。何度か帰宅ジョグやったことがあったので距離や体力に不安はなかったし、大きな人の波があったので不心細さもあまり感じなかった。ジョギングやっててよかったと思った。ただ、クライアントさんと打ち合わせの予定でスーツ・パンプスだったから、足の裏が痛くなったのが辛かった。
  • 途中、入口に、手書きで「ご自由にご利用ください」と紙を張って開放しているビルなどがあって、使わなかったけど嬉しく感じた。
  • 錦糸町まできたとき、ようやく携帯電話がつながってダンナと話せた。地下鉄の運航が再開したとのことで、住吉駅へ。
  • 電車待ちに並んだ時はそれほど長い列ではなかったのでこれですぐに帰れると思っていたけど、来る電車はすでに満杯で、新たに乗り込めるのは各列の先頭の3−4人程度。何本も見送って、やっと乗れたのは1時間半後だった。
  • その乗った電車も、時速25kmのノロノロ運転。先行列車が次の駅で止まっていると、途中で何度も停車。ちょうどダンナが住吉から歩いているというメールが届いたので、私も東大島で下車して合流し、一緒に歩いて帰宅。家に着いたのは午前1時すぎだった。
  • 家の中へ入る時は恐る恐るだったけど、本が何冊か落ちていたくらいで被害は思ったほどひどくなかった。テレビ台の棚がはずれ、テレビの向きが変わっていたことに、揺れの威力を感じた。
  • ダンナの実家が宮城県北部の、地震がもっとも大きかった地域にあるが、まだ連絡がとれていない。