覚悟を決めて

午前中、クリニックへ。今日は木曜日は不在だった副院長先生が在院。
「検査の結果、皮様のう腫っていって脂肪が溜まるタイプののう腫だったんだね。で、どうするかなんだけど……。この前、説明聞いた?」
「はい、で、絶対早めに手術したほうがいいと言われました。」
「それはまあ、このタイプののう腫は例え1cmでも切っておいたほうがいいんですよね。」
「A大学病院か、B病院か、それか行きたいところがあるなら自分で探してきてそこでもいいって言われて、A病院にしようと思うんですけど。それか、もし通う必要があるなら、職場から近いC大学病院か。」

私が手術を決心していたため、先生はホッとした様子。口調の変化でわかる。

「じゃあ、A大学病院でいいでしょ。あそこなら腹腔境でやってくれるし、症例数も多いから。B病院だと開腹になっちゃうかもしれないし。じゃ、A大学病院で決まりね。今紹介状書いてあげる。MRIの写真も持って行ってね。」

これはもう、A大学病院を信じて、覚悟を決めるしかないらしい。

絶対にそうしたほうが良いし、もっと重い病気で大変な思いをされてる人がたくさんいらっしゃるのに比べると私のなんてまったく軽いものでしかないって頭ではわかっているんだけど、それでも注射とか点滴とか、それなりに痛い思いを絶対にしなきゃいけないし、やっぱり気持ちはイヤなんだなー。