本番の舞台

• スケートシーズン到来。先週も今週も、テレビに釘付けになってフィギュアスケート鑑賞。

• 先週の安藤選手は、完全な調子ではないなかでも、自信と貫禄を感じた。練習内容をイチから見直したという中野選手、力強さと華やかさが格段に増したと思う。濃いオレンジの衣装とスペイン奇想曲の演技、とても似合っている。ロシアでバレエを特訓した浅田選手、とても動きがしなやかで優雅な舞になっていた。三者三様だけど、どれも魅力のある良いプログラムだったと思う。あと、エミリー・ヒューズも彼女のパワフルさがあふれていて彼女らしい。3月の世界選手権に向けて、どのように洗練されていくのか楽しみだなー。

• まったく次元が違う話ではあるけれど、自分が発表会で舞台で披露することを目標にフルートを練習するようになって、数分の演技のために、裏づけとなる練習がどれだけ必要かということを垣間見ることができたと思う。何でもないように見えるところが実は難しかったり、今までできていたことが急にできなくなったり、いろいろな気持ちの揺れに耐えて本番を迎えているんだろうな。

• 「ミスすると体力を消耗する」というのも、今ならわずかだけどもわかる。今までとはちょっと違う目線で応援できるかな。