いったいどこで……

  • 9月にあったダンナの吹奏楽団の合宿中、予定していた司会者から都合が悪くなったとの連絡が入り、私はたまたまその場に居合わせていた。演奏会があと1ヶ月に差し迫っている時期のことだったので、もし役に立てば、と、アナウンサー学校出身の友人に問い合わせてみることを申し出た。
  • 「女性を」という希望を受けて友人が紹介してくれたのはCさん。本職は舞台女優さんで、ステージ度胸は満点。ただ、司会は経験が少ないので、そこはボクがサポートします、とのこと。で、団の窓口になっているMちゃんとウチのダンナも交えて、5人で顔合わせをしたのが10月1日だった。その場ではMちゃんが「原稿が出来次第、お送りします」と、住所や連絡先をCさんからもらっていたので、あとはまかせておけばいいと思っていた。
  • 2・3日前に友人から連絡があって、「顔合わせ後、何の進展も無かったようなので至急宜しくお願いします!」ということ。

以下、私とMちゃんの、携帯メールでのやり取り。

 私: 「台本がまだなら、せめていつ頃になりそうかだけでも連絡してあげてもらいますか?」

Mちゃん: 「この前から原稿を作成している者に問い合わせているのですが……連絡がつき次第、Cさんに連いたします。」(しばらくしてから)「連絡しました!」

 私: 「ご苦労様。なかなか思い通りにいかないこともあるでしょうが、不安のないようにしてあげてね。」

 Mちゃん: 「すみません……運営委員で選曲のことしか携わっておらず、何もわかっておりませんで…」

 私: 「裏事情はいろいろあるだろうけど、Cさんにいい仕事をしてもらいたいなら、お願いする側も精一杯準備しないとね。誠意が伝わるかどうかで、結果が違ってくるからね。」

 Mちゃん: 「こんなこと言ったらよくありませんが、司会者についての担当は私ではないのです…選曲委員なので… Cさんには申し訳ありませんが、私はこれでもせいいっぱいやってるつもりなのですが…そういわれるといろいろつらいです…」

  • 私はいったいどこでMちゃんをそんなに追い詰めてしまったのだろう? 何か言い過ぎてしまっているだろうか?
  • 私としては、責める気持ちはなかったけれど、内部のゴタゴタと対外的な折衝は分けてとらえなければいけないのではないか、一度窓口になったからには、担当者にきちんとひきつぐか、最後まで責任持ってやるかのどちらかだよ、ということを学んで欲しかったのだけど。