甥っ子観察記

  • 4月2日(土)から実家へ帰省して、5日の朝に東京へ戻ってきてそのまま会社へ出勤した。甥っ子が4日に1歳の誕生日を迎えるということで、オバさんも野次馬のゴリ押しで参加させてもらうことにして、土曜日の朝イチの飛行機に乗って富山へ。
  • ダンナは「鉄分補給」のため、青春18きっぷを使用。金曜日夜11:54分新宿発の夜行列車で信濃大町へ行き、そこから在来線を乗り継いで、朝11時少し前に最寄り駅へ到着。私は甥っ子を抱っこして、お散歩がてら迎えに行った。甥っ子は踏切の音と記者が大好き。
  • 2日は地元の春祭り。新顔が誕生した我が家には、今回、獅子舞がやってくる。お獅子を見た甥っ子が「泣くか、喜ぶか、逃げるか、固まるか、どうだろうね」と、家族みんなで反応を楽しみにしていた。私も獅子舞そのものよりも、甥っ子の顔をずーっと見ていたような。
  • で、結果は、予想はどれもはずれ。とっても真剣な顔をして、お獅子や子役の動きをずーっと眼で追っていた。途中、寝ていたお獅子が起きて急に動き出した時にはちょっとびっくりして身体が半分よじれたけど、それでも顔はずーっとお獅子の動きを見つめ続けてた。1メートルも離れていないようなところで見たことがない黒い大きなお面が動いているんだから、相当な迫力だったはずなのに、強いのか、鈍いのか(笑)。
  • その日の夜は、さすがにいつも以上に夜泣きして、うなされていたとか。やっぱり怖かったのかな?

  • 4日のお誕生日当日は、甥っ子のママのご実家のご両親とお姉さん、その娘さんがご来訪。みんなでお膳を囲んでお祝い。
  • お昼寝から戻ってきた甥っ子は、半分寝ぼけてるところにいつも遊んでいるのと違う部屋に連れて行かれ、そこにたくさんの人がいる状況が呑み込めなかったらしいく、獅子舞を見た時と同じように、真剣な顔をして周りを見回してた。
  • 風呂敷に包んだ風呂敷を担がせた。重くて嫌がるかと思ってたら、まったく動じず。そのままハイハイしてむしろ喜んでいた。

  • 甥っ子用にはママがケーキの代わりにホットケーキを焼いてカラーチョコで飾り付けし、ろうそくを1本立てた。甥っ子の代わりに4歳のいとこのサヤちゃんが吹き消してくれた。甥っ子はホットケーキの大きな切れ端を自分の手に持って、満足そうに頬張ってた。
  • おもちゃでもよく遊ぶけど、自分の力で何かを動かすのがマイブームらしい。今のお気に入りは廊下に置いてあるタオルの下に入って、両手で支柱をぐっと引き寄せることだったり、ふすまや棚の戸を開けることだったり。お誕生祝いにもらった赤い自動車も、乗るよりも動かして喜んでた。
  • 行動も表情も、見ていて全然飽きない。何がどう目に映り、どう感じ、小さな心にどんな記憶が残っているのか、覗けるものなら覗いてみたい。