剱岳<点の記>

新装版 劒岳 ―点の記 (文春文庫)
故郷・富山が舞台ということで映画はぜひ観にいくつもり。その前に原作を読んでみた。
剱岳はふもとまでなら何度か行ったことがある。その厳しさは、ニュースで聞く遭難事故の多さなどからなんとなく知っていたが、なぜそれほどまでに恐れられている山なのかは初めて知った。
自動車も、ヘルメットも登山靴も、登山道もない時代の話。昔の人は強かったと、つくづく思う。身体も、心も。
測量器具など、イメージしにくいところも多かったから、映画を観た後でもう一度読んでみようと思う。