70点かなあ

  • 昨日のピアノさんとの伴奏合わせのときも、今朝も、あまり緊張している実感はなかったのに、手は冷や汗でびしょびしょだった。
  • 午前中のリハーサルでは、ピアノさんが練習のときより少し早くて焦ってしまって指がまわらなくなってしまったところがあったけど、会場の音の響きがとても良くて、気持ちよく吹けた。
  • 初めてのフルートの発表会。選んだのは「カルメン」の「ハバネラ」と「セギディリャ」。ステージ衣装は黒地に花模様が透かしで入っているワンピース。同じく発表会に参加する生徒さんが「カルメンのイメージととても合っていていいですね」と声をかけてくださり、思わずにっこり。
  • 本番は時間が巻いて巻いて、予定より20分近く早く出番がやってきた。1曲目の「ハバネラ」は目立つミスなく、リハーサルの時と同じくらいの気持ちよさでそこそこ通りのいい音で吹けたと思う。特にドキドキだった最後から2小節目の高音のファ♯がきれいに出てくれて、終わった後、別の参加者の中から「とてもきれいに響いていましたよ」と言ってもらえたのはうれしかった。2曲目の「セギディリャ」は微妙に構え方がずれていたようで、少しかすれたような音になってしまった。練習で散々苦労していた高い音が出た!と思ったら、最後の最後で音が裏返ってしまった。
  • 終了後、聞きにきてくれていたダンナに感想を聞いたら、「音程だけは良かった。後は言うとヘコムだろうからやめとく。まあ、ロングトーンの成果が出たということかね」ということ。相変わらずの辛口だけど、普段音について一番うるさいダンナが音のことを認めてくれたのは、一応褒め言葉なのかな、と勝手に思っておくことにしよう。
  • 指がまわりきらないとか、細かいところは、正直、本番前から追求することを諦めていた。ただ、今の時点できる限りきれいな音を響かせたかった。そういう意味では、ギリギリ合格点もらっていいかなあ、と思っている。