合宿の成果は?

  • 15日〜17日、2泊3日で夫の吹奏楽団の合宿。夫に誘われて、私も一緒に参加させてもらった。場所は房総半島の南側の海の近く。宿泊先はごく普通の民宿なのだけど、ピアノや打楽器セットなどを備えた音楽専用ホールがあるのにびっくり。
  • 初日と2日目の午前中、フルートパートはパートリーダーのみ。パート練習のとき、私は場所だけ借りて自分の練習させてもらえれば、と思っていたのが、リーダーさんは「何をさらいたい? ボクはどんなこと見てあげればいい?」と教える気満々。結局事前の皆さんの予想通り、『道場入り』することになり、スケールなど、基礎練習を中心に見てもらった。
  • スケールをピアニッシモで。上ったときに高音が出なくてもいいから、息の量は増やさないように。そうすることで、少ない息で効率的に吹くことの練習になるとのこと。やったことのないスピードだったり、普段の先生の「ゆっくりからでいいからねー」というやり方とはまた違うアプローチに最初はとまどいもあったけれど、言っていること、求められていることは同じなのだとだんだんわかってきた。
  • ちょこっと用事で顔を出したオーボエさんが「素直ないい音だねー。私は好き」と言うと、リーダーさんも「うん、変なクセのないいい音出てるから、それはすごーくいいと思うんだよねー。」今まで、まずはテクニックよりもいい音を作りたいと思ってやってきたから、これはとてもうれしかったなー。
  • 最終日の午前中のパート練習、「基礎練習しかやらないから、一緒においでよ」と誘ってもらい、フルート4人とオーボエ1人が1つの部屋に参集。いつもやっているロングトーンやスケールなのに、ハーモニーとしてまったく違う響きを持ったのにはちょっと驚き。特に短調の重厚な響きの広がりは厳かで、不思議な感じがした。これを体験できただけでも、参加したかいがあった。
  • リーダーさんが「最後のほうはかなり音がまとまってきてたと思うよ」と言ってくれた。自分でも楽に音が出るようになってきたように感じる。この感覚、しっかり維持していきたい。
  • とはいえ、やはり疲れたー。周りは6月のバーベキューで一度会ったか、初対面の人ばかり。宴会もかなりテンション高かったし。一日中楽器吹いてて、その夜にみんなでビリーのキャンプに入隊って、高校生から60代?まで、参加者、みんな、元気すぎ。