急がば回れ

  • 普段、塾で生徒さんたちに「基礎をしっかりつくることが大事だからね」「おウチでもやってみてね」などなど、「指導」していることが、自分が学ぶ立場になるとそのまま戻ってくる。
  • 10日振りのフルートのレッスン。発表会の曲を練習したいのはヤマヤマだけど、なかなかきれいな音が出ない。無理やり吹こうとすると余計ドツボにはまって悪い癖がつきそうだし、ストレスもたまる。だったらしっかり指使いをきちんと覚えて普通に音が出せるようになることが先決だなー、と思い、最近は主に曲に出てくるヘ長調ト長調の音階の練習してた。
  • 「音がずいぶん良くなったねー」という先生に、思わず「ありがとうございます」と私もニッコリ。「音階の練習、すごく良いと思うよ。このまま続けてみて。あと、できればアルペジオも。今度、楽譜のコピーを持ってきますね。」私の調子がいいと、先生もテンションがあがってくるみたい。その気持ちも、よーくわかる。
  • 1オクターブの跳躍は、低→高よりも高→低の方が難しい。低音がひっくり返りそうで、どうしても細々とした音になってしまいがち。「怖がらないでしっかり息を入れて」とのこと。
  • 音階とアルペジオと跳躍。これがフルートの「計算」であり、「文法と語彙力」みたいなものなんだなー。子供たちといっしょに夏休みの間にしっかり「基礎固め」しておこ。そしたら「応用問題」はもっと楽にできるはずだから。