学生気分に戻って

  • また新しいことに手を出してしまった。フランス語とイタリア語。彼とオペラを観るようになって、原語でわかれば一段と面白いかなあ、と思って。
  • 先週、本屋さんに行って、久しぶりに英語以外の棚を物色してみたけれど、最近の本は文法書といってもカラフルで見た目にわかりやすくなっているのに驚き。CDがついているものも多いし。
  • 「丸暗記できる」とか「すぐに役立つ」といった会話集的なものも数が多いけど、あまり性に合わない。語学というとまず文法の基本をおさえるのが大事、という考え方から抜け出せないので。問題集を解くように書き込んで語法に慣れて、それを聞き取れるようになって、話せるようになる、というステップが語学学習の王道であり、結果的には近道だと思う。
  • イタリア語とフランス語、それぞれについて文法中心に解説してあるものと、ワークブック的なものを購入。フランス語のほうが内容的に良さげな感じがした。あくまでも感覚だけど。
  • 大学生時代、必修の第2外国語はフランス語だった。文法中心の「Ⅰ」と読解の「Ⅱ」を平行してとらなきゃいけなかった。私を含めてほとんどの学生がフランス語に触れるのは初めてなのに、「Ⅰ」でアルファベットの読み方からやってるのに、「Ⅱ」で『カルメン』のリーディングを同時進行するなんてまるっきりムチャや〜、などと文句言いながらやってたなあ。特に「Ⅱ」の先生は訳がきちんとできないと「今年の学生はデキが悪い!」などと平気で怒鳴る人だったから、フランス語というよりも、授業が嫌いだった。単位のために機械的にカリキュラムが組まれているのが気に入らなかった。それがフランス語がまったく身についていない理由(?)。
  • 文法書を読んで、問題を解いてノートに書き込んで、答え合せする。学生時代に戻ったみたい。授業や試験のプレッシャーがないからか、なかなか楽しい。