年齢じゃない

  • 私の直属のボスは30歳。私より一回り近く年下。
  • 最初、ウチの会社に来た時は、1週間の短期アルバイトだったとのこと。それが長期になり、契約社員になり、正社員、マネージャーと歩んで、今年から部署全体を統括する「部長」に昇格。企画力、営業力、行動力、どれも実力も実績も申し分なく、部署の全員がこの昇任を納得の大歓迎。
  • 彼が正式に着任してこの2日間にまずやったのが、部署のメンバー1人ひとりとの面談。派遣の人も契約社員の人も、マネージャーも、みんな各1時間づつ。
  • 私の面談は16:00から。ミーティングルームに入ると、テーブルの上には駄菓子が入ったバスケット。「ちょっとでも寛ぎながら話ができるように」という配慮。
  • 仕事の話は、自分が何をしたいか、今困っていること・問題だと思っていることはどんなことか、などが中心。「たぁさんには苦手だったりイヤだったりすることじゃなくて、得意なことをメインにノビノビ仕事してほしい」と。
  • この気遣い、一体どこから生まれてくるんだろう? この人と話してると、視野も心もつくづく広いなあとつくづく感心する。
  • 私も希望や思ってることをスッキリ伝えられた。合併を控えて漠然とした不安や憶測がどよめくなかではあるけれど、この人がいれば悪いようにはならない、という気になれる。リーダーの資質に年齢って関係ないんだなあ。