気持ちの区切り

  • 昨日、6月の勤務時間をどうするかについて話し合うあために上司に呼ばれた際、今の気持ちを正直に話した。「今の環境では元の業務に戻ることも、完全な健康を取り戻すこともできないと感じている」と。
  • 今の会社の入社面接の際に上司も合意してくれた私の目標が3つあった。
    • 病気を再発させないで、健康を取り戻すこと
    • リサーチを足がかりとして、マーケティングの他の領域にも携われるようになること
    • 後輩の指導や部下の育成なども視野に入れたキャリアを築くこと

それが、組織変更でリサーチが特化された部ができてそこに所属になったこと、去年入ってようやく動けるようになったSクンが営業に異動になり、今後当分は予算や組織上の都合で若い人が加入する可能性はほとんどないことで、3つとも今の環境で達成できる見込みがほとんどなくなった。「だから、この会社で目指すキャリアをつくっていくことは難しいと感じている」と。

  • 「追い出そうとか、もう要らないとか、そんな風には決して思ってないよ。だけど、健康が第一だから、そのことを考えると、たぁさんがどこかで決心をすることだと思う。」その言葉をきいて、涙が止まらなくなった。
  • 「会社が大きくなった分、ボクの力が及ばないところが増えてしまって。ホント、力不足で守ってあげられなくてゴメンな。」と上司は何度も謝罪の言葉を口にしてくれた。どう応えていいのかわからなかった。上司は今の会社の創立メンバーの1人。その彼さえもついていけないほど、とりまく環境の変化は大きくて速いらしい。元気いっぱいの時の私ならその中に飛び込んでいけたかもしれないけれど、今の私には厳しすぎる。
  • 「もう少し様態を落ち着けるためにも、次の仕事を探すためにも、余裕があったほうがいいだろう」と、6月については5月と同じ一日6時間の週4日勤務のままとして、「リファランスが必要なところがあれば、いくらでも推薦状書くからな。」と、転職について全面的なバックアップを申し出てくれた。
  • 上司とお互いに正直に話したことでかなり吹っ切れた。できることなら、同じ業界にとどまって上司とはビジネスでもプライベートでも良い関係を保っていきたいと思っている。