社長との距離

  • 会社として、2005年度の業績を達成することができたので、一同、金一封をもらえることになった。 ポジションや雇用形態によって金額の差はあるけれど、社員も、派遣社員も、業務委託も、アルバイトも、みんな対象者。半年休職していた私も満額ではないけれどいただける。やったー。
  • 驚いたのは、その支給方法。「社長が各フロアをまわり、直接感謝の気持ちを伝えながら

お渡ししますので、楽しみにお待ち下さい」とのこと。

  • 本来は昨日だったのだけど、休養日でいなかったため、今日改めて私のところにも回ってきてくださった。「昨年度はどうもありがとう。今年度もどうぞよろしくお願いします」 ほんの数秒のことだけど、素直にうれしかった。
  • 社長とは、復職して数日後、私が帰ろうとしているときにたまたま顔を合わせたことがあった。このときも「お、久しぶり。元気になった?またどうぞよろしくね」と声をかけてくれた。普段から社員と気軽に話せる雰囲気をつくろうという意識が見られ、だから今回のことも「形式的」という感じはせず、むしろ、どうしても直接手渡ししたい、という気持ちがこもっていたと思う。
  • 前の会社では同じくらいの規模だったけど、社長は自室にこもりっきりでほとんど社内で姿を見かけることはなかった。「現場を見ない、知らない」でいろんな決定をくだすことが、社員の大きな不満になっていた。社長が社員とどれだけ触れ合っているか、現場を理解しようとしているか、という社員との距離感って、会社の「従業員満足度」に大きく寄与しているのかもしれない。ウチの会社で機会があったらぜひ調査してみたい。