Japan Open 2010

  • いよいよ、フィギュアスケートのシーズンが到来。初戦のJapan Open2010に行ってきた。3年ぶりの生観戦。ダンナとフルートの先生、それに大学の同級生のまりえもんちゃんにおつきあい頂いた。
  • 書いておきたいことはたくさんあるけど、キリがないので要点だけ。
    • 小塚崇彦選手は、リンクにまるで吸い寄せられているかのようにスケーティングがきれい。
    • アダム・リッポンにはやられた。ラフマニノフのピアノコンチェルトに載ったとても良い演技だった。特に最初のジャンプは迫力があった。アメリカの4番手くらいだったのに、急成長した印象。今シーズン、要注目。
    • プルシェンコ選手、ジャンプで飛び上がったあと空中で軸がずれて傾いているのに、難なく着氷してしまう。力強い。観客へのアピール度はピカイチ。独特の雰囲気があった。
    • 高橋大輔選手、キレと色気が一段と増した。彼の演技はアコーディオンの音色と良く似合う。2年ぶりの4回転成功はお見事。
    • 安藤美姫選手、ジャンプの失敗は残念だったけど、良い感じでまとまってた。今年はグリーグのピアノ協奏曲。彼女はコンチェルトと相性が良いかも。
    • 浅田真央選手、リストの「愛の夢」は、個人的にはピアノだけの音のほうがよかったなあ。ジャンプがことごとく失敗してたのは矯正中だし、シーズン初めはいつも決まらないことのほうが多いからしょうがない。コンビネーションの2つ目に3回転あったし、多分ルッツにもトライしてたし、後半にトリプルアクセル入れてたし、完成したら去年の「鐘」よりさらに充実した名プログラムになりそう。ジャンプが決まらず精彩を欠いていたからだろうけど、5コンポーネンツの点数がやたら低かったのがちょっと気になる。

<追記>
スコアを見てみたら、浅田選手のプログラムにはトリプル・ルッツもトリプルサルコーも入っていた。回転不足とエッジエラーをとられていたけれど。

    • 6種類のトリプルを跳ぶ
    • 3Aを2回入れる
    • 3Aのうち1回は後半に跳ぶ

この3つの目標、本気で狙っているのですね。弛まぬ進化を目指す真央ちゃんに、ますます惚れてしまう。