「乗り鉄」的企画

  • 特に計画のないGW。「一日くらい出かけたいねー。何か安く手軽に楽しめることないかなー」なんて言ってたら、ダンナから突然、「『一筆書き乗車』に挑戦してみたい!」という意見が。
  • 「一筆書き乗車」って、私も初めて知った。首都圏ではJRの路線がたくさんあって、同じ目的地に向かうにも複数のルートが存在するけど、どのルートを使っても実際の乗車ルートに関係なく、最短の乗車距離で運賃が計算されているとのこと。それを逆手にとって、「重複したルートを通らない」「途中下車しない」などの基準を満たしつつ、130円の切符で限りなく遠回りして隣駅に行くことができるのだとか。
  • あの分厚い時刻表をダンナのバッグに入れ、地下鉄の最寄り駅を始発で出発、東京駅へ。今回は初めての試みだし、万が一途中下車することも考えて、首都圏の限定区間内で普通車の乗り降りが自由にできるフリー切符を購入して出発。

本日のルートのおさらい

    • 東海道本線: 東京(6:07)→ 茅ヶ崎(7:05)
    • 相模線: 茅ヶ崎(7:08)→ 八王子(8:20)
    • 八高線: 八王子(8:27)→ 高麗川(9:15)/ 高麗川(10:11)→ 高崎(11:45)
    • 両毛線:  高崎(12:06)→ 足利(13:12)<トイレ休憩> 足利(13:30)→ 小山(14:20)
    • 水戸線: 小山(14:36)→ 友部(15:40)
    • 常磐線: 友部(15:45)→ 土浦(16:16)/ 土浦(16:23)→ 上野(17:08)

   ※最後はダンナが誘惑に負けて特急「フレッシュひたち44号」に乗車

  • 最初は房総半島まで回る計画だったが終電ギリギリになりそうだったので、次回にとっておくことにして、今回は早めに切り上げた。それでも、関東の一都六県はすべてカバー。
  • ほぼ1時間ごとに乗り換えているので、意外と時間は短く感じられた。といっても、眠気に負けてうとうとしていることが多かったのだけど。
  • 普通列車の旅といったら、ボックス席から車窓を眺めるイメージがとっても強かったのだけど、意外にもベンチタイプの列車が多く、ボックス席に出会えたのは高麗川から高崎へ向かうときの一度きりだった。残念。
  • そのボックス席でお向かいに座っていた熟年のご夫婦、高崎の手前の駅で降りていかれたのだけど、その後、常磐線友部駅からの列車で同じ車両でバッタリ。向こうも気づかれたようで、会釈を交わした。特に観光された様子もないし、やはり列車の旅を満喫中?だとすると、どのルートを使われたんだろう?いろいろ話してみたかった気がする。
  • 他にも、無人駅から乗ってきた青年が車掌さんと話していたとき、「途中下車はされていませんよね?」と確認されているのが聞こえてきた。もしかしたら、やっぱり最低運賃での一筆書き乗車に挑戦中だったのかも。「仲間」っているんだなー。
  • 特にどこへ行ったわけでも、特別何かをしたわけでもないし、心が躍るほどワクワクしたわけでもないけれど、何となく楽しかった。不思議。