フィギュアスケート世界選手権女子フリー

  • 私の順位予想(含む希望)

1. 安藤美姫
2. 浅田真央
3. キミー・マイズナー

では、オペラグラスをバッグに入れて、いざ、東京体育館へ。

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  • 22番滑走の浅田選手が最高点を出してトップに立ち、最終番滑走の安藤選手がさらにそれを上回る、というまさに思い描いていた通りの展開。念が通じたのかな?安藤選手、浅田選手、本当におめでとう!
  • 安藤選手は昨年のオリンピックは15位で世界選手権には出場できなかった。でも、今年は体型も顔つきも、それにインタビューへなどの言動も確実に変わった。荒川静香さんもソルトレイクオリンピックに落選した後、世界選手権で優勝し、オリンピックでもゴールドメダリストとなった。落ち込みの後の思考回路をどう切り替えたのか、どうして強くなれたのか、ぜひ知りたい。
  • 浅田選手もキム選手も、初出場で夢を実現してしまわなかったことで、かえってよりうまく、強くなれるかもしれない。今後がとても楽しみ。
  • 午後5時半の競技開始からすべての演技を観たが、4時間が長いとはまったく感じなかった。グループが進むにつれて、音楽との同調性が高まった。スピードが速くなり、フェンスとの距離が近くなり、氷を削る音がよく聞こえるようになった。上半身の使い方がしなやかでエレガントになり、ひとつのスパイラルで描く曲線が長くなった。テレビを見ているだけではわかりづらいトップクラスの選手の演技のすごさ、素晴らしさを実感。
  • 今日は全体的に採点が辛目のものが多かったように感じた。その中で、パーソナル・ベストを更新した選手が数人いたが、みんな、そのグループの中では元々のパーソナルベストが低め、つまりショートプログラムで頑張って、今までの実力より上のグループに入っていたように思う。上のレベルに触れることはステップアップの原動力になるんだな、ということをふと思った。
  • 明日はニュース見まくりのスポーツ新聞買いまくりのつもり。また、来週の週末あたりに、一緒に行ったまりえもんちゃんと録画中継の鑑賞会の予定。しばらくは「歴史的瞬間」に立ち会うことのできた感動の余韻にひたっていたい。

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優勝インタビューにて。インタビュアーは内田恭子アナ。安藤選手は涙ですっかり声が裏返ってる。

内田アナ 「初の世界女王のタイトル。今のお気持ちを教えてください。」
安藤選手 「肩の故障や、いろんなことがあってすごい苦労したんですけれど、家族やコーチや皆さんのおかげでこのような結果がだせてうれしいです。」
内田アナ 「いろいろと辛い時期がありましたが、そのようをへたからこそ、この結果が出たのではないですか?」(と私には聞こえた)
安藤さん 「・・・・あの、質問がちょっと・・・」

会場は爆笑。以上、テレビではカットされた場面でした。